クッキングを用いたソーシャルスキル

自活する時に大切なこと、それは生活の様々な場面で自己選択・自己決定ができることではないでしょうか。

自活するときに必要なこと、それはお金の計算、料理、清潔ではないでしょうか。

これらのことはクッキングを通して学ぶことができます。

実は、料理はとても知的で複雑な作業なのです。

そして五感をしっかり使い、達成感を得ることのできる総合的な学習です。

その過程を見てみましょう。

献立を考える→買い物→調 理→食べる→後片付け・・・→家でも作ってみよう

改めて見直してみると、料理には多くの工程があります。

その中で学べることがたくさんあります。

言い方を換えると、それぞれの工程で脳の異なる部位が活性化し、クッキングを通して様々な力が育つともいえます。

何より、はじめから終わりまでやりきることで達成感を得ることができます。

そのために、材料が手に入りやすく、調理の手順が簡単な料理を取り上げます。

作っておいしかったから、また家でも作りたいと行動がつながっていくと、人の役に立つ実感・できる自分を感じる機会にもなります。

できることから始め、だんだんとできることが増え、体験が深化し、生活の質を高めることを目指します。